ハンドメイドバイシクル展2019のレポートと感想

ハンドメイドバイシクル展

最近オーダーロードバイクが気になっています。

そらちグルメフォンド2018の前夜祭でつむりさんと唯さんのオーダー話を聞いてオーダーバイクに俄然興味がわきました。

https://kamawanblog.com/sorachi-gf-2018/

私とだいたい同じくらいにロードバイクにデビューした人達がオーダーバイクを作り始めているので、そういう頃合いなのかもしれません。

そんな折に、ハンドメイドバイシクル展2019が開催されるということで参考のために行ってきましたのでレポートします。

目次

「ハンドメイドバイシクル展2019」について

展示内容:国内外のハンドメイドバイシクルビルダー及びメーカーが経験と努力、高い技術力で生み出した「独自性溢れる自転車」や斬新な新機構を取り入れた「独創性の高いパーツ」の展示、トップビルダーによる「トークショー」など、展示と合わせて様々な企画を実施。

開催期間: 2019年 2月23日(土)~24日(日)
日 時: 9時30分~16時30分
会 場: 東京流通センター 第1展示場Aホール 入場無料
主 催:一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター
後 援:自転車活用推進議員連盟 / 自転車活用推進本部
出 展 社: 52社

引用 http://cycle-info.bpaj.or.jp/?tid=100376

日本中の自転車ビルダーさんが年に一度集まって、自社のハンドメイドバイクを展示してくれます。

またビルダーさんと直接話ができるのも特徴です。

サイクルモードでもハンドメイドバイクのコーナーはありますが、ここまで規模の大きいのはハンドメイドバイシクル展だけです。

会場は例年の科学技術館ではなく、今年は東京流通センターでの開催でした。

東京流通センターへは東京モノレールの「流通センター駅」が最寄り駅になります。

科学技術館よりもアクセスの悪い場所にもかかわらず過去最高の来場者数だったことから、ハンドメイドバイクが今盛り上がっているのが分かります。

「ハンドメイドバイシクル展2019」の展示内容

今年はトータル52社の出展になりました。

他の催し物としてはトークショーとやすりがけ体験がありました。

トークショー

  • ビルダートークショー サイクルストアーヒロセ 廣瀬秀敬氏
  • ビルダートークショー BIXXIS ドリアーノ・デローザ氏
  • ガールズケイリン 奈良岡彩子選手&元競輪選手 市田佳寿浩氏
  • ビルダートークショー CHERUBIM 今野真一氏
  • ハンドメイドバイシクル クロストークショー 絹自転車製作所 荒井正氏 / 元競輪選手 市田佳寿浩氏 /ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクター 栗村修氏

やすりがけ体験コーナー

  • ドバッツ・ライノ・ハウス 齋場孝由 氏
  • あぶくま自転車工房 坂田智徳 氏
  • EMERALD BIKES 友廣睦 氏山
  • 音製輪所 尾坂允 氏

「ハンドメイドバイシクル展2019」に行ってみた

私が行ったのは2日目の終盤でしたが、多くの来場者で賑わっていました。

入場料は無料です。

出展社がHPでは52社なのに対して、看板では53社なのはどういうことでしょうか。

入り口からすぐのところにハンドメイドバイシクルの注文方法がおいてありました。

ハンドメイドバイシクル展に来る人たちならオーダー方法も気になりますよね。

かくいう私もオーダーメイドしてもらうつもりがあったのでとても参考になりました。

構成パーツ一覧がバラされて飾ってあります。

ハンドメイドバイク展示

マツダ自転車工場

LEVELというブランドのフレームを作っています。

昔ながらの細身のパイプでシュッとしていてカッコいいです。

細山製作所

ロングライダース勢のばるさんとサメハルさんがここ最近オーダーしたことで知りました。

ラグの部分の造りがすごい凝っています。

EQUILIBRIUM CYCLE WORKS

今のところ本命のビルダーさんです。

外国人ビルダーさんですが、バリバリ日本語で対応いただけました。

やりとりは英語なのかなと思っていたのでちょっと安心です。

モダンな感じのスチールバイクです。

E1というモデルになります。

これは本物のサビではなく、サビに見せかけたペイントだそうです。

Brutalistというモデルです。

フルオーダーのステンレスロード、カッコよすぎる。

BIXXIS

ハートマークで有名なデローザの次男、ドリアーノ・デローザが独立して作った会社です。

ドリアーノ本人の講演会もありましたが、その日は行けませんでした。

イタリア車をオーダーというのもそそられますね。

LIGHT CYCLE

江戸川区にある自転車屋さんですが、チタンフレームやチタンのパーツを作っているそうです。

やすりがけ体験

ちょうど会場に着いてすぐにやすりがけ体験がやっていました。

やすりがけというのは溶接したパイプのデコボコした部分を機械で大まかに削り、残りの細かいところは手作業で削っていく作業だそうです。

ロードバイク乗り始めの頃に参考にしていたブログを思い出したので引用させてください。

いちばんインパクトを受けたのがここ。

RD400-ALのシートチューブ

アルミ製なのにこの接合部の美しさときたら。7.5FXと比べると一目瞭然ですけど、溶接跡が全然ないんですよ。

7.5FXのシートチューブ

http://machine.livedoor.biz/archives/52185214.html

下の画像の状態を上の画像に近づけていく感じですかね。

丸いやすりで全身を使って削っていました。

お手本の後に参加者も体験していましたが、なかなか難しそうでした。

「ハンドメイドバイシクル展2019」の感想

つむりさんと会うまではオーダーバイクは考えていなかったので、ハンドメイドバイシクル展の存在は知っていたものの、いままで行ったことはありませんでした。

実際にオーダーを考え始めたときに、候補のビルダーさんを本来なら各店に出向かなければならないところを、一度に実物を見れてビルダーさんと話ができる機会です。

試乗もできるようになれば更に最高なのですが、オーダーを考えている人は行って損はありません。

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