ロードバイクでツーリングに出かけるときはナビゲーション機能や後からふり返るためにライド記録が欲しいですよね。
特にツーリングでは長時間の走行になるので、バッテリーの持ちの良さや急な天候の崩れに対応できる防水性があったほうがいいので専用のサイコンがおすすめです。
今回、この記事ではツーリングに向いているサイコンを6種ご紹介します。
あなたにぴったりのサイコンを選んでくださいね。
サイコンとは
サイコンとはサイクルコンピュータの略で速度計のことです。
計測できる項目は価格によって変わってきますが基本項目としては、
- 速度
- 走行時間
- 走行距離
- 積算距離
- 心拍数
- ケイデンス数
- 消費カロリー
などを確認することができます。
サイコンを使うことによって速度や距離を測ることができ、ペース配分の目安になるので、ツーリングの時は装備しておくのがおすすめです。
ツーリング向けサイコンの選び方
取り付け方でサイコンを選ぶ
- 有線
- 無線
の2タイプがあります。
有線タイプのメリット・デメリット
有線のメリットは無線と違い混線しないため、正しく計測することができます。
またセンサー側に電池がいらないのもメリットです。
デメリットとしては、ケーブルを車体にはわせる必要があるので劣化して破断しやすいことがあげられます。
無線タイプのメリット・デメリット
無線のメリットはケーブルが無いので破断する可能性がありません。
ロードバイクをバラして、電車や車で移動する際には無線のほうが使い勝手がいいでしょう。
なのでツーリング向けには無線式のほうがおすすめです。
GPS機能の有無で選ぶ
GPS機能が付くことで、走行ルートを記録することができるようになったり、現在地を確認できるようになります。
スマホアプリで事足りるのでツーリングに必ずしも必要な機能ではありませんが、あれば走行ルートを記録したりできるのでお金に余裕があれば、GPS機能付きのサイクルコンピュータがおすすめです。
ナビ機能の有無で選ぶ
ナビ機能があると、サイコンで目的地までのナビゲーションができるようになります。
これもスマホアプリで事足りるので絶対に必要なわけではありませんが、あれば便利です。
行ったことのないところへツーリングに出かけるならスマホかサイコンでナビをすることになります。
防水機能で選ぶ
ツーリングをしていると急な雨に降られることがよくあります。
特にツーリングの季節の夏はゲリラ豪雨など、突然の大雨が想定されます。
雨で浸水して動かなくなっては意味がないので、しっかりと防水機能がついているモデルがおすすめです。
目安としてIPX7と表記があれば、
一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
電気機械器具の外郭による保護等級 Wikipedia
つまり推奨はしないが、水没してもしばらくは大丈夫な防水です。
【結論】ツーリングには無線でGPSとナビ機能がある防水モデルがおすすめ。
GPSとナビ機能がついているサイコンは各社の最上級モデルがほとんどです。
価格もそのぶん高めですが、必要な機能が全て揃っているのでお金に余裕があれば是非検討してみてください。
スマホで代用はできる?
専用のサイコンじゃなくて、スマホのアプリで代用できるんじゃないかという考えもありますが、スマホでも全然大丈夫です。
スマホホルダーでハンドルに固定すればナビに早変わりです。
現に私は東京〜直江津の300キロ近くをを走った時は、距離や速度などはサイコンで記録して、ナビゲーションはスマホの地図アプリを使いました。
もちろんスマホ単体だとバッテリーが持たないのでモバイルバッテリーでカバーが必要です。
おすすめのスマホアプリ
GoogleMap
ご存知ナビアプリの決定版です。
無料で利用するならGoogleMapがおすすめですが、ルート案内を自動車ルートにすると自転車が通行できないルートを案内することもあるので、徒歩ルートで検索しましょう。
Google マップ – 乗換案内 & グルメ
Google LLC無料posted withアプリーチ
自転車NAVITIME
自転車専用のナビアプリです。
- 距離が短い
- 大通り優先
- 裏通り優先
- 坂道が多い
- 坂道が少ない
などルートを好みで選ぶことができます。
無料でも使えますが、有料会員登録をすると自転車向けのサイクリングロード優先ルートを案内してくれます。
自転車NAVITIME by NAVITIME ナビ
NAVITIME JAPAN CO.,LTD.無料posted withアプリーチ
キャットアイでツーリング向けのサイコン
サイクルコンピュータの入門機といえばキャットアイです。
必要最低限の機能のものから多機能なものまでひと通り揃っています。
キャットアイのサイコンはナビ機能が単体でついているものはないので、スマホを併用することになります。
PADRONE SMART +
サイズ | 74×46×20mm |
重さ | 40g |
バッテリー | ボタン電池 1日1時間使用で4ヶ月 |
GPS | ◯ |
ナビ | スマホと接続することで可能 |
防水 | 雨天走行OK |
単体でナビ機能はついておらず、キャットアイが出しているスマホアプリを利用することでナビ機能が追加されます。
スマホのデータをBluetoothでとばしてサイコンに表示するようなイメージの製品です。
ボタン電池なので無くなったらコンビニで買って交換できますし、1日1時間の使用で4ヶ月ということは連続で120時間くらい使えそうですね。
AVVENTURA
サイズ | 54×87×22mm |
重さ | 94.5g |
バッテリー | リチウムイオン充電池 連続80時間 |
GPS | ◯ |
ナビ | 簡易ナビ |
防水 | 雨天走行OK |
最大の特徴は80時間も使えるバッテリーの持ちです。
まさにロングライドやツーリングに向けた製品と言えます。
ナビに関しては地図は表示されず、目的地とそれに向かう方向だけ表示されます。
LEZYNEでツーリング向けのサイコン
MEGA XL GPS
48時間運用できるバッテリーとマップ付きのナビゲーションが特徴です。
スマホと連動することで、スマホで引いたナビゲーションルートをサイコンで表示することができます。
サイズ | 57.5×78.3×26.6mm |
重さ | 83g |
バッテリー | リチウムイオン充電池 連続48時間 |
GPS | ◯ |
ナビ | ◯ |
防水 | IPX7 |
MEGA C GPS
サイズ | 50.5×77.2×26.9mm |
重さ | 73g |
バッテリー | リチウムイオン充電池 32時間 |
GPS | ◯ |
ナビ | ◯ |
防水 | IPX7 |
上記のMEGA XL GPSのカラー版です。
液晶サイズは小さくなりましたが、カラーになったことで見やすくなっています。
ナビゲーション機能はもちろん、カラー液晶でも32時間運用できるバッテリーが魅力です。
GARMINでツーリング向けのサイコン
サイクルコンピュータを利用していて、最後にたどり着くと言われているのがガーミンです。
必要な機能が単体で全て揃っているので、迷ったらガーミンを選んでおけば間違いないでしょう。
EDGE 830
サイズ | 50×82×20mm |
重さ | 79.1g |
バッテリー | リチウムイオン充電池 20時間 |
GPS | ◯ |
ナビ | ◯ |
防水 | IPX7 |
タッチスクリーン操作のカラー液晶サイコンです。
サイコン単体でナビゲーションをすることができ、自転車道対応の地図も収録されています。
バッテリーは20時間ですが、別売りの予備バッテリーを装着することで40時間まで拡張することができます。
EDGE 1030
サイズ | 58×114×19mm |
重さ | 123g |
バッテリー | リチウムイオン充電池 20時間 |
GPS | ◯ |
ナビ | ◯ |
防水 | IPX7 |
大画面タッチスクリーンが特徴です。
大きい画面でのナビゲーションはとても見やすいのでおすすめです。
EDGE 830と同じように単体でのナビゲーション機能もついていますし、拡張バッテリーで最長40時間の運用になるのも同じです。