ロードバイクを始めるにあたって必ず必要になるフロントライト。
どれがいいのかわかりませんよね。
この記事ではそんな方のためにフロントライトの選び方とおすすめを紹介していきます。
フロントライトの選び方
フロントライトの役割は
- 進行方向を照らす
- 存在をアピールする
の2つです。
特に進行方向を照らして、道を把握するには明るさが重要になります。
だいたいのライトが点灯と点滅モードを選べるのですが、暗くなってきたら点灯モードを選びましょう。
明るさで選ぶ
一般的に明るいライトほど、大きく重く高額になっていきます。
明るさの単位はルーメンで、夜間に最低限必要と言われている明るさは200〜300ルーメンです。
キャットアイ VOLT200
充電式ライトの入門編です。
自転車屋さんでも最初におすすめされるのがこれではないでしょうか。
最低限の明るさの200ルーメンと安さで街乗りを想定している初心者の方にぴったりのモデルです。
キャットアイ VOLT400
キャットアイの400ルーメンのモデルになります。
夜通し走るのでなければ400ルーメンあれば十分です。
価格、機能、稼働時間においてちょうどいいモデルです。
バッテリータイプで選ぶ
ライトのバッテリーのタイプは大まかに3つです。
- 充電タイプ
- 電池タイプ
- ハブダイナモ
それぞれメリットデメリットがありますので解説していきます。
充電タイプ
充電タイプはいま主流のライトになっており、メリットは強力な明るさとコスパの良さです。
何度も充電して繰り返し使えるので、普段使いには最適です。
デメリットは使うたびに充電をしなければいけないので、手間がかかる点です。
充電タイプはツーリングのような長期での運用には不向きと言われてきましたが、モバイルバッテリーの普及によって出先でも充電しやすくなりました。
キャットアイ VOLT400
「明るさで選ぶ」でも記述していますが、重ねておすすめです。
重要視するのはMAXパワーの400ルーメンが何時間照らせるかです。
このライトだと約3時間なので日没後3時間あれば、とりあえず明るい都市部なり最寄駅にたどり着けるだろうとの想定です。
LEZYNE MICRO DRIVE PRO 800XL
最大800ルーメンまで照らせるライトです。
照射時間は800ルーメンだと1時間45分ですが、400ルーメンだと4時間照らせます。
電池タイプ
ひと昔前は乾電池やボタン電池を使う電池タイプが主流でした。
電池タイプのメリットは予備の電池を用意しておけば、バッテリー切れになった時もすぐに交換して走り出せる点です。
逆にデメリットは電池を使うことで若干重たくなることと、コストがかかることがあげられます。
これまでは数日に渡るツーリングをするなら、予備電池をコンビニで買うことができる電池タイプのライトがおすすめされてきましたが、充電タイプのライト+モバイルバッテリーの組み合わせの普及で絶対的な優位は無くなりました。
また乾電池もエネループのような充電式の電池が普及して、ランニングコストも下がってきています。
GENTOS 閃 SG-455B
これも定番のライト、GENTOS 閃シリーズです。
単4電池を3本で250ルーメンを6時間照射することができます。
もちろんエネループの利用も可能です。
ハブダイナモ
ハブダイナモはみなさんご存知のママチャリについているタイプです。
ホイールの回転からエネルギーを得て点灯するあれですね。
メリットは一度装着してしまえば、バッテリー切れをすることがなくなります。
デメリットはハブごと交換する必要があるため価格が非常に高くつくことと、配線がごちゃごちゃしてしまうことでしょう。
一般的にはあまり選ばれない方法です。
日本一周や世界を冒険する人向けですね。
バッテリータイプまとめ
主に充電式か電池式かで選ぶことになります。
モバイルバッテリーやエネループを一緒に使うことで、それぞれの弱点を補えるようになったので、好みで選べば大丈夫です。
特殊機能で選ぶ
フロントライト・リアライト連動
フロントライトとリアライトを連動してオンオフができるタイプ。
やはりトンネルに入るときに立ち止まらずに前後のライトを同時に点けられるのは便利です。
キャットアイ SYNC CORE
500ルーメンの明るさとフロントライトをオンにすれば、スマホアプリで連動したリアライトも一緒にオンにすることができます。
サイクルコンピュータ連動
サイクルコンピュータと連動して、サイコンの操作でオンオフができたりするものです。
GARMIN VARIA UT800
ロードバイク乗りが最終的にたどり着くサイクルコンピュータ「Garmin edge」と連動するライトです。
特筆すべきは、Garmin edge本体のセンサーで得た情報を元にリアルタイムでライトの明るさをコントロールする機能です。
走行速度や変化する明るさに合わせて、ライトの照射量を変化させることができます。
最大は800ルーメンで1.5時間の照射時間ですが、明るいところでは照射量を減らしたり、速度が上がったら増やしたりと細かくコントロールしてくれるのでバッテリーの節約もできそうです。
フロントライトのまとめ
フロントライトは暗くなったときに道を照らすだけでなく、周りの車両や人から認識してもらうためにも必要です。
必ずつけましょう。
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